マネージャー目線で綴る
【マネージャー日記】シリーズ。
気温がグッと下がり、都内も冷え込んでいます。
屋外の撮影は寒さ厳しいこの時期、
マネージャーは防寒対策に奔走!
カイロに湯たんぽ、ベンチコートにヒーター。
ぽかぽかアイテムを山のように抱えて
撮影現場へ向かっていきます。
今回はそんな撮影現場の
知られざる裏側について
少しご紹介してみようと思います。
▼ 前回の記事はこちら ▼
形に残る仕事 ー マネージャー人生を変えた出来事 ー
➖ 朝が早いモデルの仕事
モデルに限らず、CMでもドラマでも映画でも
朝が早いのは〝業界あるある〟なのですが
特にファッション雑誌は朝早くから動きます。
朝6時集合は定番で、朝5時集合も当然あります。
もっと早く朝4時に編集部集合なんてケースも。
これには当然事情があって
街中で撮影する時はできるだけ人が少なく、
尚且つ洋服やモデルが自然光で
きれいに撮れることを重視します。
移動の時間やヘアメイクの時間を
加味すると早朝に集合して移動、
到着してヘアメイクが完了する頃には
朝陽が出てきたタイミングになるのです。
特に冬場は暗くて寒さも厳しい時間から
稼働することになるので
みんなで寒い寒いと言いながら
カイロをベタベタ貼って
ロケバスさんが用意してくれたヒーターを囲み
時にはロケバスの中で暖かい飲み物を飲んだり。
そうして眠い目をこすり、
寒さに震えながらも
朝陽の下で撮った写真は本当にキレイです!
➖ モデルたちの影の努力
ちなみにファッション雑誌は季節先取り。
まだ寒い時期に春物の撮影が始まります。
撮影前はカイロを何枚も仕込んだ
ベンチコートを着ていますが
撮影の瞬間はベンチコートを脱いで
薄着になる瞬間も!
春の軽やかなブラウスを着ているのに
白い息や鳥肌が写っては台無し。
時には一瞬息をとめたり
撮影の少し前からベンチコートを脱いで
寒さに慣らしておくモデルも。
そんなモデルたちの努力があるからこそ
裏方も全力でサポート。
ファッション誌のカメラマンは
撮影が早くてパッと一瞬で
ベストショットを撮り、
ヘアメイクは風で乱れたヘアや
メイクを一瞬で手直しし、
スタイリストは撮影が終わった瞬間に
ベンチコートを持ってモデルの元へダッシュ。
ロケバスにはいつも温かい飲み物と
ブランケットが用意されていて
暖がとれるようになっています。
普段皆さんが何気なく目にしている
雑誌の1ページ、1カットにも
誌面を彩るモデルたち、そして裏方
スタッフたちの見えない努力が沢山。
ちょっと寒いけど、
撮影チームに支えられて
達成感溢れるファッションの撮影現場。
そんな撮影の裏側が
少しでも伝わると嬉しいです。