マネージャー目線で綴る
【マネージャー日記】シリーズ。
今日はきっと気になる方も多いであろう、
(よくご質問もいただきます)大きな事務所と
小さな事務所の違いについて書きたいと思います。
➖そもそも芸能事務所の大きい、小さいとは?
一般的には有名な芸能人が多数在籍しており、
世間一般に名の知れている事務所を大きい事務所、
有名人は在籍しているものの人数が少ない、
または個人事務所のように会社の規模が小さい、
あるいは主だった有名人がいない事務所を
小さい事務所と呼ぶ事が多いかと思います。
業界内では会社の規模で大きい・小さいと
区別する事が多いように感じています。
武道館やドームクラスのイベントを興行する、
映画や書関の出版を手掛けるなど、
マネージメントを超えた業務を
行なっているような会社は大きい、
マネージメントに特化した事務所などは
(前者と比較して)小さい、と括って
表現することがあります。
➖せっかく活動するなら大手芸能事務所の方がいい?
ホリプロ、アミューズ、エイベックス、オスカー・・・誰もが一度は聞いたことのあるような大手芸能事務所。
日本のエンタメ界を牽引するパワーと、
コネクションのある事務所に在籍出来れば
それだけで業界を志す方には大きなメリットだと思います。
ただ、常時新人の受け入れをしている訳ではありませんので、所属までのハードルが高く、
また所属出来れば必ず仕事があるという訳ではありません。
厳しいレッスンを経て、仕事を獲得できるかどうか、常に輝かしい実績と確かな実力、
才能溢れる第一線で活躍する方等と比較される
まさに実力勝負の世界。
在籍したものの、なかなかチャンスを掴めずに
退所していく方も沢山います。
➖小さい事務所でも仕事のチャンスはある?
もちろんです。
事務所の大きい、小さいよりも、
社歴や事務所の方向性によって
仕事量が変わってくるかも知れません。
純粋に社歴が長ければ業界内での繋がりも多くなりますし、実力勝負の仕事をメインとするのか、
新人でも決まりやすい仕事を多数扱っているのか、
扱う仕事内容でも変わってきます。
実際に業界では比較するために大きい、小さいという
表現をすることがありますが、
小さい=弱小事務所という訳ではありませんので、
小さい事務所だから仕事依頼をしない、
というような事は聞いたことがありません。
同じ業界でも映画・ドラマ・舞台から
広告・ポスターに至るまで仕事もさまざま。
有名人が十人十色の活躍があるように、
事務所も千差万別。
大きい・小さいでは測り切れないし、どちらが良い・悪い、という事でもないかなと思います。
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